肩こりと自律神経

肩こりがひどい方の中に、自律神経の乱れが大きな要因になっているな、と思うものがあります。

自律神経の乱れから肩こりになる仕組みとしては、まず、ストレスで無意識に肩に力が入り、筋肉が常に緊張状態になることが痛みやコリの原因になります。そして交感神経が過剰に働くことで血管が収縮して、筋肉への血流が減少するので、酸素や栄養が届かず、老廃物が溜まりやすくなります。さらに、肩こりがストレスとなり、繰り返し交感神経が優位になるという負のスパイラルに陥ります。
そのため自律神経の乱れからくる肩こりは慢性化しやすいです。

自律神経が乱れる原因は、精神的・身体的ストレス、不規則な生活習慣、天候や季節の変化、ホルモンバランスの変化など様々です。

外の環境を変えるのは中々難しいですが、自律神経の乱れからくる肩こりの予防や改善のためにできることをいくつかあげてみます。
首を温める：血流が良くなり、副交感神経が優位に。
良質な睡眠をとる：スマホは寝る前に控え、入浴や軽い運動でリラックス。
栄養バランスの良い食事：ビタミンB6やトリプトファンを含む食品（バナナ、納豆、赤身魚など）を意識。
軽い運動やストレッチ：筋肉の緊張をほぐし、ストレス発散にも効果的

これらはよく言われることではありますが、日々の生活を少し振り返ってみて、できることからやってみませんか？改善の一歩になりますよ。

慢性的な肩こりにお悩みの方、当院にいらしてみませんか？普段の生活の中でできることもお話しさせて頂きながら施術もさせていただきます。
ぜひご相談下さい。

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